国土交通省が公表した22年5月の不動産価格指数(住宅、季節調整値)によると、10年平均を100とした全国住宅総合指数は130.9で、前月比は0.3%増となった。
内訳では、住宅地については前月比1.0%増の108.4、戸建て住宅は同0.9%減の114.4、マンションは同1.7%増の182.6。
圏域別(三大都市圏)の総合指数を見ると、南関東圏は139.0(前月比1.4%増)、名古屋圏は115.3(同0.5%減)、京阪神圏は134.4(同2.4%減)となった。
内訳では、住宅地について名古屋圏が94.5(同2.7%減)、京阪神圏が116.0(同2.0%減)とそれぞれ減少したのに対し、南関東圏では118.5(同2.3%増)と増加した。また、マンションについては南関東圏および京阪神圏が増加したのに対し、名古屋圏では170.1(同6.1%減)と減少幅が目立っている。