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健美家調べ、投資用物件の価格は1年前より上昇が約8割

 収益物件情報サイトを運営する健美家(東京都千代田区、倉内敬一社長)は11月24日、同サイト会員を対象に実施した「不動産投資に関する意識調査(第18回)」を公表した。
それによると、前回調査(21年10月)と比べて「価格が上昇」との回答が81.4%と2.1ポイント上昇した。1年後の価格は「上昇する」(52.9%)が半数を占めた。
 価格上昇でも、22年4月以降に物件を「購入した」(37.8%)と4割近くを占めた。購入した物件は、「戸建て賃貸住宅」が最も多く43.1%となり、「一棟アパート」(32.4%)、「区分マンション」(21.6%)と続いた。「融資を活用して購入した」(58.3%)と前回から6.5ポイント上がった。
 空室対策は「物件の室内リフォームを行う」(59.1%)と約6割を占めた。次いで「家賃以外の条件(フリーレント)や初期費用を見直す」(36.2%)、「物件の共用部の手入れ・清掃を行う」(34.2%)、「ペット飼育、外国人、高齢者など多様な人を受け入れる」(30.5%)となった。