UDS(東京都渋谷区)は、同社が企画・設計を手がけたコンパクト複合施設「nakahara-sou」(なかはらそう、東京都世田谷区代田)が1月13日にグランドオープンしたと発表した。小田急線の世田谷代田駅から3分、かつて中原商店街として200店近い商店が並んでいた通りに開業したパクトな複合施設。同商店街は戦後の環状七号線の道路計画によって店の多くが立ち退き、賑わいが消えた状態が続いていたが、近年、小規模店舗や拠点を構える若い人たちが少しずつ増え、新たな動きが生まれ始めているエリアだという。今回、世田谷代田に代々暮らす土地オーナーからの「建て替え予定の建物を、地域の人に喜んでもらえ、この地域に再び賑わいと人と人のつながりを生むようなものにできないか」という相談を受けて計画がスタートした。
同社では、世田谷代田のまちの魅力を高め地域住民に喜んでもらえる店舗とSOHOからなるコンパクト複合施設として、施設の企画・設計に取り組んだ。建物は、鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て、延べ床面積は438.32㎡。
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