東京都は、住宅への「多摩産材」の利用拡大を図るため、「木材利用ポイント事業」を拡充する。これまで新築戸建て住宅のみとしていた事業対象に、リフォームも対象として追加する。
交付要件は次の通り。「自らの居住用に新築した戸建て住宅」については、(1)多摩産材を4立方メートル以上使用、(2)東京ゼロエミ住宅認証書を取得、(3)22年4月1日以降に完成。また、「自ら居住する住宅のリフォーム(賃貸を除く)」については、(1)床又は内壁の室内に面する部分に多摩産材を9平方メートル以上使用、(2)都の助成金等を受けて省エネルギー改修された住宅、(3)23年4月1日以降に内装木質化完了。
交付ポイントは、「新築戸建て住宅(最大60万ポイント)」は、多摩産材1立方メートル当たり8万ポイント、国産木材1立方メートル当たり1万ポイント。また、「リフォーム(最大30万ポイント)」は、多摩産材1平方メートル当たり3000ポイント、国産木材1平方メートル当たり2000ポイント。申請受け付けは23年9月頃を予定している。