東急、東急パワーサプライ、アドバリューの3社は7月30日、東急グループの再生可能エネルギー確保用に太陽光発電所の運転を開始すると発表した。今年3月の発電所開発に関する基本契約に基づく初弾事業となる。
東急グループと再エネ事業を展開するアドバリューは、協業により2026年度までに合計10メガワットの太陽光発電所開発をめざす計画。東急とアドバリューが発電所の機器構成や災害対策要件などの仕様を定め、その仕様に基づいてアドバリューが太陽光発電所を開発する。
開発した発電所は東急が設立する特別目的会社(SPC)が取得し、発電した再エネ電力は東急パワーサプライを通じて東急グループが保有する鉄道・ビルおよびホテルなどの施設で使用する電力の一部として供給する。この取り組みを通じて、東急グループでは27年度に約4700トンの二酸化炭素を削減できる見込み。