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DRAFT 横浜市みなとみらい21地区に新複合施設が竣工

 DRAFT(東京都港区)が代表企業としてプロジェクトを推進する横浜市みなとみらい21地区臨港パーク内の新複合施設が5月30日、竣工した。名称も「横浜ティンバーワーフ」に決定。建築デザインは山下泰樹氏が手掛け、横浜港を望む臨港パークに新たなランドマークが誕生する。開業は10月を予定。

 木材をファサード全面に活用し、トラス状に組み上げたダイナミックな構成が特徴。ファサードの背後には全面ガラスを配置し、臨港パークの風景を一望できる設計となっている。ファサードのトラス柱には木質ハイブリッド集成材を採用し、耐火性能を確保。上表層木材の取り替えを可能とすることで、定期的なメンテナンスで建物の長期維持を図る。

 建築面積648・45平方メートル、延べ床面積1568・66平方メートルの軽量鉄骨造地上3階建て。1階にはオープンキッチンを有するベーカリーカフェが出店。2・3階にはレストラン、ウエディング施設が出店する。