ワッフル(東京都中央区)は、エステートテクノロジーズ(東京都渋谷区)と共同運営する不動産売買のPtoP(インターネット利用者間)プラットフォーム『Fair Market』の機能を更新し、外国人が日本の不動産物件の購入を検討できる〝インバウンド〟需要の対応を始めた。日本語・英語・中国語の3カ国語でやり取りし、契約や決済、各種の届け出・申告、管理業務も代行する。
同サービスは、売買の双方の個人間で直接に入札や交渉を行い、合意形成後に両社で契約業務を代行する仕組み。売主は販売価格を事前に設定しないため、買主の意向や交渉次第で想定価格以上でも売却できる。一方、買主は市場に出回っていない掘り出し物件に出会え、入札機能で納得感のある価格の範囲内、または相場よりも低い価格で購入できる可能性がある。