売買仲介

沸騰するマンション・戸建て住宅価格 一番手を蹴落とす争奪戦 東京の人気立地 販売下り坂論は不在

 住宅・不動産業界は総体的に好調に推移している。新型コロナウイルス下のワークフロムフォーム(在宅勤務)による直撃を受けたオフィスでは、企業の出社要請を受けて空室率が下がり始めて賃料も上昇トレンドに戻した。賃貸住宅もコロナにより郊外に向かった需要が都心に戻り都市部の家賃が強含んでいる。分譲マンション市場も同様で、都心回帰によって分譲価格が上がり続けている。ただ、インフレ経済の基調を受けて分譲価格が値上がりし続けるとともに消費者の格差は広がった。東京23区の中古住宅の販売現場から不動産流通市場の実情を探った。(中野淳)

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