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2015年の倒産件数、7年連続で減少 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチの調べによると、2015年の全国企業倒産件数は8812件(前年比9.44%減少)で、7年連続の減少となった。1990年以来25年ぶりに9000件を割り込んだ。
同社は「金融機関が中小企業のリスケ要請に柔軟に応じるなどの金融支援や、大手輸出企業を中心とした業績拡大にけん引される形で景気が底上げされていることも影響した」としている。
 負債総額は2兆1123億8200万円(同12.71%増加)で、3年ぶりに前年を上回った。