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2015年度不動産業倒産、26年ぶりに300件以下 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチの調べによると、2015年度の不動産業倒産件数は275件(前年比14.5%減少)で、2年ぶりに前年度を下回った。年度集計で倒産件数が300件を下回ったのは1989年度以来、26年ぶりとなる。
 同社は「金融緩和の追い風で活況を見せるが、地域や規模で業者間格差が拡大している。小規模業者の息切れ倒産が今後増える懸念を払しょくできない」と分析している。