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不動産業の倒産 6月は一転大幅増に

  東京商工リサーチの発表によると、6月度の不動産業の倒産は37件(前年同月比117%増)で、1年半ぶりの30件台となった。14年8月の38件に次ぐ高水準だった。前月(20年5月)は緊急事態宣言による裁判所の一部業務縮小や移動制限により法的手続きの準備が進めにくい状況だったため、平成に入ってから最少となる5件にとどまっていた。ただ、5月25日には同宣言解除により移動などの制限が緩和されたことで、一転して大幅な増加となった。