投資

海外投資家対応の売買支援サービス開始 アークライズ・アンビシャス

 外国人向け多言語対応の不動産ポータルサイト「Japan-Property」を運営するアークライズ(川崎市宮前区)と、中華圏向けの不動産販売支援サービスを提供するアンビシャス(東京都千代田区)は、国内不動産事業者向けとして提供する「インバウンド販売支援サービス」の強化を目的に、2021年2月10日に業務提携した。海外投資家への対応に不慣れな国内不動産業者と、外国人投資家との間のコミュニケーションをサポートする。2021年2月9日に「Japan-Property」の姉妹サイトとして公開した「MIJ Powered by Japan-Property」での物件広告掲載サービスなども両社で提供していく。

 東アジアや東南アジア諸国の富裕層による日本の不動産への投資ニーズは年々増加している。ただ、既存の不動産会社では、外国語対応スタッフが在籍していないことも少なくない。外国人投資家からの問い合わせに応じることができなく、新規事業参入の壁ともなっている。それらの課題感を解消する。