一条工務店はこのほど、10代以上の男女2947人を対象に、オンラインで「太陽光発電と家庭の電気料金に関する意識調査」を実施した。それによると、コロナ禍に直面したこの1年間で週1回以上のテレワークを実施した人は812人で、全体の約3割となった。在宅時間が増えたことによる電気代の増減(前年比)については、全体の半数以上が「電気代が増えた」と回答。テレワーク実施者(812人)に限るとその割合は約8割となった。
また、太陽光発電と蓄電池の両方または太陽光発電のみ設置している人(909人)に、太陽光発電の設置の満足度を聞くと、9割以上が「満足している」と回答。その理由として、「売電収入がある」「停電時に安心」などが挙げられた。
一方、太陽光発電を設置していない人(611人)にその理由を聞くと、「設置費用が高い」「将来のメンテナンス費が不安」などの回答が上位を占めた。ただ、この未設置者のうち、「設置を検討中」と回答したのは28.6%、「これから検討」は20.6%に上り、合計すると約5割の人が設置に向けて前向きな意向を示していることが分かった。