野村不動産ソリューションズは8月25日、DX推進コンサルティングなどを手掛けるGOGEN(東京都渋谷区)と不動産売買手続きのデジタル融合を目指す共同プロジェクトを始動すると発表した。GOGENでは、電子契約サービス「Release(レリーズ)」の開発などを手掛けている。両社のノウハウを生かした連携・協業を通じて不動産取引に新たな価値創出に向けて連携する。今後、契約手続きから引き渡し後にわたる一連の取引の流れを顧客視点へのデジタル活用に取り組んでいく。
5月18日の改正宅建業法施行により、売買時に交付する書面や契約締結を電磁的方法で完結できるようになった。手続きの効率化と顧客の負担軽減の可能性を追求する。