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野村不、サービス特化商業施設への総投資額150億円超 川崎と田町で相次ぎ開業

 野村不動産と野村不動産コマースは、サービス特化型商業施設「MEFULL(ミーフル)」の第6弾、第7弾として「MEFULL 川崎」(神奈川県川崎市)、「同 田町」(東京都港区)を1月18日、19日に開業した。今回の2棟の竣工により、「MEFULL」への総投資額が合計150億円を突破。今後も地域特性に合わせた商業施設の展開を進めていく。

 「MEFULL 川崎」の2階と3階部分の室内に、透過型LEDビジョンを設置し、施設・テナント情報を前面通行者に発信。また、川崎市に本拠地を置く「川崎フロンターレ」「川崎ブレイブサンダース」と連携して、試合結果やチーム紹介コンテンツを放映する。「MEFULL 田町」では、ペデストリアンデッキ歩行者に向けた情報発信の場として、壁面に大型LEDビジョンを設置。施設・テナント情報を積極的に発信し、施設認知度の向上を目指す。

 「MEFULL」は 2020年に立ち上がった、「健康・学び・くらし」のサービス業種テナントに特化した商業施設。テナントのブランドイメージを高める取り組みや、動線計画やファサードをはじめとした特徴的な施設づくりを進めている。コロナ下においても、美容・医療・教育に対する旺盛なニーズを背景に、安定した施設稼働となった。

 

(写真) 「MEFULL 川崎」の外観