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地所レジ、スマートホーム導入したコリビング賃貸 エアビーとの民泊初弾

 三菱地所レジデンスは、7月18日にコリビング賃貸マンション「(仮称)豊島区池袋4丁目計画」(総戸数28戸、1K~2LDK)を着工した。竣工後はHmlet(ハムレット)Japanが賃貸、運営。また、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」をHmlet物件として初導入する。Airbnb(エアビーアンドビー)の日本法人Airbnb Japanとの包括連携協定に基づく、都心居住型での取り組みの第1弾の民泊サービスも提供する。24年12月に竣工を予定。

 1階に入居者が自由に使えるキッチンを備えたラウンジ(31.39平方メートル)を設置。コワーキングスペースやコミュニケーションを促進する場所として提供する。「HOMETACT」を導入し、スマホアプリやスマートスピーカーを使って住設機器・家電などのIoT機器をまとめて操作・管理が可能となる。

 国内においてHmletシリーズは6月時点で全34棟、合計686戸に達している。同計画は、三菱地所レジデンスが開発する初のプロジェクト。「HOMETACT」や民泊サービスの提供により、グローバルなコミュニティに対応できる新たなライフスタイルを提案する。