資格・実務

不動産鑑定士試験 871人受験、143人合格

 国土交通省土地鑑定委員会では10月20日、23年「不動産鑑定士試験」の合格者を発表した。8月に論文試験を実施し、885名が受験して146名が合格した。受験申し込みは1364 人だった。
民法、経済学、会計学、不動産の鑑定評価に関する理論の合計369点以上が合格となった。最高点は496点。平均点は273.3点。

 合格者の平均年齢は34.3 歳、最年少は20歳、最高齢が65歳だった。合格者の性別を見ると、男性が121人、女性が25人となった。

 同試験は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づき、不動産鑑定士を目指す人に必要な学識と、その応用力を判定する。

 合格者は法に基づき実務修習を受講し、すべての過程を修了した後に国交省に備える名簿に登録を受けることで不動産鑑定士となる。