売買仲介

東京建物不販・みずほ信託 協業1号、個人向け不動産小口化商品を組成

 東京建物不動産販売は11月7日、みずほ信託銀行と共同で個人向け不動産小口化商品を企画・開発し、その協業第1号商品を組成・販売したことを発表した。

 両社が企画・開発した同商品は富裕層を対象としたもので、個人の顧客が管理負担なく特定の優良な大規模不動産に投資できる資産承継機能付きの信託受益権となる。投資対象は東京都千代田区の賃貸住宅(1棟14億円)。信託期間は10年。購入単位は1口5000万円。同社が同商品の裏付けとなる投資対象不動産を提供すると共に、東京建物グループのノウハウを生かして投資対象不動産の管理・運用を行う。みずほ信託銀行は同商品の組成・販売及び今後の同商品の運用を担う。

 両社は今後も同商品のシリーズ化や信託を活用した新たな不動産投資商品の共同開発を通じて、顧客に新しい投資機会を提供していきたいとしている。