不動産サービス大手のJLLは11月27日、アジア太平洋地域の2023年第3四半期の商業用不動産投資額が213米億ドル(前年同期比22%減)だったと発表した。10年第2四半期以来の低水準という。国別に見ると、中国が同地域で最も投資活動が活発となり、投資額は47ドル(前年同期比43%増)だった。国内投資家や事業会社による主な投資先は、インダストリアル・物流施設、研究開発施設だった。香港の投資額は8億米ドル(同15%増)となった。日本の投資額は41億ドル(前年同期比3%増)だった。インダストリアル・物流施設への投資が活発だった。