ビットキー(東京都中央区)は、同社で展開しているコネクトプラットフォーム「workhub」(ワークハブ)を、東京建物(東京都中央区)が管理・運営する築15年のオフィスビル「大崎ビル」(東京都品川区大崎地内)に提供した。
同ビルに入居するテナント企業は、「顔認証」による入退室や、来訪者向けに発行する「QRコード」による非対面で到着も通知される自動受付機能を利用できる。
既設のビル入退去システムと「workhub」を連携することで、大規模な工事を要せずに工期3カ月間で整備した。
同ビルでは、環境配慮などが評価されて2023年に「DBJ Green Building認証」を継続取得し、入居者の利便性や快適性の更なる向上を検討していた。環境負荷のかかる大規模な工事が必要なく、簡便性と高いセキュリティ性を合わせ持つ「顔認証」の導入を決めて今回、ビットキー提供の同プラットフォームを採用した。
既設のビル入退室システムと「workhub」を連携させることで、簡易的な端末の後付け設置や、顔認証用のタブレット端末などの設置だけで済み、短期間で利用できる環境を整えた。