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名古屋の新たなシンボルタワーに命名 三菱地所など5社が開発

 三菱地所、J.フロント都市開発、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社の5社が名古屋市中区で開発中の物件名称がこのほど、「ザ・ランドマーク名古屋栄」(英語名称The Landmark Nagoya Sakae、完成予想図)と決まった。

 「中日ビル、テレビ塔と共に、名古屋の新たなシンボルになることで、栄を世界中から人々の訪れる文化交流都心へと躍進させ、名古屋の国際競争力を高めていきたい」との想いを込めた。

 「ザ・ランドマーク名古屋栄」は地下鉄東山線・名城線「栄」駅に直結。敷地面積4866平方メートル、延べ床面積約10万9700平方メートル、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上41階地下4階・塔屋1 階で、高さは約211メートル。2026年3月竣工、同年夏頃開業の予定。

 名古屋随一の商業エリア「栄」の中心に位置し、「名古屋の新たなランドマークとなる国内外の文化・交流価値創造拠点」をコンセプトに、栄エリアの都市機能強化を目指す。オフィス、名古屋初の「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」や栄エリア初の「TOHO シネマズ」が進出し、商業ゾーンは「J.フロント リテイリング グループ」による商業施設が整備される。