マンション・開発・経営

盛岡に住・商一体の169戸を共同開発 新昭和、大和ハウスなど3社

 新昭和(千葉県君津市、松田芳己社長)と大和ハウス工業、グレース住宅販売(岩手県盛岡市、藤原康彦社長)の3社は9月28日、岩手県盛岡市に開発している分譲マンション「ザ・ミッドシティ盛岡駅西通」(総戸数169戸)のマンションギャラリーをオープンした。盛岡市が実施した公募型プロポーザル「盛岡駅西口地区私有財産(土地)取得事業者募集」で2023年2月に採択された住・商一体の分譲マンション。

 JR東北本線・東北新幹線盛岡駅から徒歩5分に位置する敷地3,744.27平方メートルに65.55~87.12平方メートルの2LDK・3LDKからなる延べ2万101.99平方メートルの16階建てを建設する。竣工は26年11月上旬、引き渡し開始は27年1月下旬を予定。管理は大和ハウスグループの大和ライフネクストが担う。

 共用部には、勉強やテレワークが可能な「ワークスペース」(2階)や入居者同士が交流できる「パーティールーム」(3階)、「ゲストルーム」(3階)などの施設を設けるほか、2階には地域住民も利用できる「カフェラウンジ」を設置し、地域住民との交流拠点としてにぎわいの出を図る。また、平置き駐車場(20台分)と自走式駐車場125台分を備える。

 専有部は3LDKを中心に13プランを用意。一部に、岩手山を望む住戸や、レジャー用品やスポーツ用品を収納できるトランクルーム付きのプランを用意する。

 11月上旬に販売開始予定。販売価格、第1期販売戸数は未定。