国土交通省は10月11日、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の24年度第1回選定結果として、6事業を発表した。高齢者や障害者、子育て世帯など、誰でも安心して健康に暮らせる住環境の整備促進のため、モデル的な事業を手掛ける民間事業者等を公募し、選定された先導的プロジェクトの事業費を補助するもの。
今回選定された事業は、同モデル事業の「課題設定型」「事業者提案型」「事業育成型」のうちの第1回応募・選定分で、第2回応募・選定分は別途公表予定。なお、同モデル事業のうち、「支援付き住宅型」「子育て住宅型」「子育て公営住宅型」については随時公募を行っており、12月13日まで応募可能。
今回発表された6事業の代表提案者及び提案事業名、事業予定地は以下の通り。
窪田屋商店「大家、NPO、企業、行政が連携する空家を活用した弾力的な居住支援モデル」(東京都豊島区)▽YOROZUYA「横浜における母子ハウスの面的展開」(横浜市)▽博愛会「宿場町再生・拠点づくりプロジェクト 高齢者と障害者が共に働くレストラン建設」(大分県竹田市)▽LIXIL LWTJデザイン・新技術統括部要素技術研究所「在宅介護等の紙オムツごみ地域回収からはじまる多世代参加型地域コミュニティ形成事業」(鳥取県米子市)▽フジモト「居住者が相互扶助を育むシェアリビングを持つ住宅への再生」(大阪市)▽こたつ生活介護「『多世代共生令和の長屋プロジェクト』~単身高齢者の安心を生む自宅再生・継承法~」(東京都日野市)