既存ストックの流通・利活用を推進するリノベる(東京都港区)は、直近1年間のマンション購入者を対象にウェブ上での物件探しに関する悩みについて調査結果を発表した。
ウェブ上での物件探しに苦労した人の91%が、ウェブ上で物件を探す際に「第三者に相談したいと感じる」と回答している。その相談相手は友人・知人(43・2%)、家族(38・7%)が上位、「不動産に詳しい専門家」は11・7%に留まった。専門家に相談するハードルはやや高いことがわかった。
物件探しで妥協した条件の1位は価格(69・9%)、2位は間取り・部屋数(34・8%)、3位が広さ(33・3%)で、検索時には多くの人が妥協点にしていることがわかる。
物件探しを誰かに相談した人に、検討から購入までの期間を聞いたところ、1か月以上3か月未満が50%、3か月以上6か月未満が26・4%だった。条件を妥協したとしても、1カ月未満で物件を購入した人は4%に留まっており、住宅購入の決断は容易ではないことがわかった。
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