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積水ハウス 土屋ホールディングスと資本業務提携

 積水ハウスは3月14日、土屋ホールディングスと資本業務提携を締結した。土屋ホールディングスは第三者割当による自己株式処分を実施。積水ハウスは普通株式77万7800株を3月31日付で取得するほか、既存株主が保有する普通株式80万8000株を3月26日付けで取得。これにより、同社は議決権6・15%に当たる158万5800株を取得する。

 同社の連結子会社の土屋ホームは北海道や東北、北関東、長野県で年間550棟の戸建て住宅を供給。今年1月には積水ハウスが独自耐震技術「基礎ダイレクトジョイント構法」による基礎・躯体や接合部などスケルトンの構造設計や部材の提供、施工を請け負うSI事業のパートナー会社となった。

 今回の提携によって、SI事業にとどまらず、経営資源・技術・ネットワークの相互活用を推進。積水ハウスの全国展開力や技術革新力、土屋ホールディングスが強みとする業界トップレベルの高断熱・高気密技術などのシナジーの創出による事業拡大を見込む。