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unerry スマートシティ 行動ビッグデータ活用  

 位置特定技術「ビーコン」を利用して人の行動に関するビッグデータを管理するプラットフォーム『BeaconBank』(ビーコンバンク)を開発・運営するunerry(東京都千代田区)は、資本業務提携して三菱商事が推進するスマートシティの都市開発や都市運営事業などでの連携を4月22日に始めた。

 unerryでは、スマートシティや次世代の移動サービス「MaaS」の実現に向け、地域や商業施設の人の流れの解析や、顧客特性に合わせた商品、場所のレコメンド(おすすめ)などの情報配信に注力している。三菱商事は、日本や東南アジア諸国領域でスマートシティを展開している。両社の連携により、人の行動ビッグデータを活用して、都市内のサービス効果を高めていきたい考え。人の属性や嗜好性に合わせた情報の発信や混雑状況の可視化など、快適な街づくり、生活利便性の向上を図っていく。

 先行し、三菱商事がインドネシアの不動産デベロッパーと協業検討している首都ジャカルタ郊外のスマートシティプロジェクト(約6000ヘクタール)でスマート・デジタル技術のサービスの導入を提案する。