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マンション管理員検定の受験者は1352人

 一般社団法人マンション管理員検定協会はこのほど、9月25日に開催した第1回「マンション管理員検定」についての報告をまとめた。
 受験者数は1352人。年齢別では60~69歳が半数近くを占め、管理員を目指す個人の受験が目立った。一方で現役世代に絞ると、管理業者や不動産業者など職種が多岐にわたる傾向も。それぞれ研修の代わりに位置付けたり、知識を物件紹介時に生かしたりする狙いがあると見られる。このほか工務店が企業単位で申し込んだケースもあり、協会は「大規模修繕工事を請け負った際、管理員とのやり取りを円滑に進める目的があるのでは」と見ている。
 管理員の水準向上を通じ、マンション管理業界全体の底上げを図るのが同資格試験の狙い。開催は年2回の予定で、次回は名古屋会場を加えた全国6都市で実施する。
(http://www.m-kanken.or.jp/)