ハウステックホールディングスは2月15日、中国における本格的な事業拡大の一環として現地法人、好適衛浴設備(上海)有限公司(資本金7000万円)を設立し、上海に新事務所を開設した。需要拡大が見込まれる中国住宅市場向けの販売拠点、日本のマンションデベロッパーの現地法人に対する営業窓口として位置付ける。
同グループの事業会社であるハウステックは中国大手バスルームメーカーの科逸グループと生産提携契約を締結し、同社の浴室機器部材の一部を中国で生産することと、中国国内での販売に関する基本合意を交わしていた。
ハウステックホールディングスでは、中国での販売事業をグループ中期経営計画の成長戦略の中核事業として位置付けており、初年度2012年の販売計画3億円、3年後に売上高40億円を目指す。