マンション・開発・経営

「50%省エネビル」目指しハザマが中規模ビルの基本構想を作成

 ハザマ(小野俊雄社長)は、「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」(ZEB)実現に向けた開発の一環として、消費エネルギーを基準ビルに対して50%削減できる中規模事務所ビルの基本構想を作成した。省エネルギー技術と共に、大規模災害(地震等)時にも事業継続できる災害対応技術も盛り込み、省エネルギーと災害対応を兼ね備えた建築提案に積極的に取り組んでいく計画だ。
 同社試算によると、都内の様々な条件のある実際の敷地に延べ床面積1万700平方メートル程度、12階建ての事務所ビルを計画し、同ビルに約50種類の省エネ、創エネ技術を盛り込むことで、50%以上のエネルギー量削減が実現できるとしている。