東急不動産(東京都渋谷区)がこのほど、社会的責任投資(SRI)の株価指標「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・アジア・パシフィック・インデックス(DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に初めて認定された。
社会的責任投資とは、個人や機関投資家が投資を行う際、財務分析による情報だけでなく企業の社会的責任(CSR)も投資基準に加えて行う投資手法を指す。なお、DJSIは米国のダウ・ジョーンズ社などが共同開発した株価指標で、経済・環境・社会の観点から評価を行い優れた企業を選定するもの。
東急不動産は、「BRANZ弦巻2丁目」「同4丁目」(いずれも東京都世田谷区)に、引き渡し(2013年)後も植栽管理サービスを提供する「グリーン・コンシェルジュ」を導入するなど、環境に配慮した取り組みに力を入れている。今回の認定ではこれらのCSR活動が評価されたと捉え、今後も企業価値の向上につなげていく、としている。
開発・企業
総合