賃貸・管理

中古住宅流通活性化、東海の既存住宅品質サポートセンターが活動開始

 東海地区の不動産関連団体などが参加して発足した「既存住宅品質サポートセンター」(事務局・住宅相談センター、代表取締役吉田貴彦、名古屋市中区栄)が、活動を開始する。中古住宅の売買やリフォームにホームインスペクション(住宅診断)を採用することで、建物の品質や性能を把握すると共に、取引の安全の確保、トラブルの未然防止を目指す。

 国土交通省による今年度の事業『中古住宅流通市場の活性化に関する調査検討業務』における『事業者間連携による新たなビジネスモデル等に関する調査・検討業務』を行う事業者として、全国で12団体が事業採択を受けた。同センターは、東海地区でその活動を担う。参加団体は、公益社団法人愛知県不動産鑑定士協会、社団法人全日本不動産協会愛知県本部、一般社団法人愛知県古民家再生協会、株式会社日本住宅保証検査機構、株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン、株式会社住宅相談センター。
 11月21日には、国土交通省の担当官などを講師に招き、明治安田生命名古屋ホール(名古屋市中区新栄町)で研修会を開く予定。時間は午後1時30分~3時50分。入場無料(要予約)。
 詳細は同センター事務局、電話052(238)0082へ。