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銀座エリア最大規模の複合施設整備へ 再開組合が設立認可

 銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業が、東京都から再開発組合設立の認可を受けた。東京都中央区銀座にある松坂屋銀座店を含む街区と、隣接する街区の2街区約1・4ヘクタールを一体的に整備するプロジェクト。延べ床面積約1万5000坪の商業施設や業務施設、文化・交流施設などで構成され、銀座エリア最大級の大規模複合施設となる計画。
 銀座駅からつながる地下歩行者通路や、約400台分の公共駐輪場も整備する。防災備蓄倉庫や都市ガスによる非常用発電設備の設置などで、地域の防災支援機能を持たせる。
 2014年に着工し、竣工は2016年の予定だ。
 同事業の参加組合員は、「銀座六丁目開発特定目的会社」で、L Real Estateと住友商事、森ビルの3社が出資する。