帝国データバンク(東京都港区)は8月26日、13年度の業界天気を予測し、その展望とポイントをまとめた。 これによると、100業界231分野の13年度天気予測は、「快晴」が0、「晴れ」が11、「薄日」が49、「曇り」が88、「小雨」が39、「雨」が32、「雷雨」が12の各分野となった。
不動産業界を見ると、住宅の「戸建て」「マンション」が曇りから薄日に、不動産の「不動産賃貸(住宅除く)」が前回同様、薄日となった。理由としては、「戸建て」が消費者ニーズや消費税率引き上げ前の駆け込み需要を的確にとらえて堅調に推移する見込みとし、「マンション」も戸建てと同じ理由に加えて、1次取得者などの取り込みにより底堅く推移するとしている。
「不動産賃貸(住宅除く)」は、新規アウトレットモールの開設や既存施設の増床が続いていて増収要因となる見込みに加え、海外展開の動きも加速していることから評価された。