東京都世田谷区で、屋上に菜園スペースを設けたコーポラティブハウス(総戸数9戸)が3月末に竣工する。コーディネイトを行うコプラス(東京都渋谷区)が、2009年1月に東京都杉並区で完成させた賃貸マンション「クルム浜田山」に導入して、コミュニティ形成の促進ツールとして好評を得たことから屋上菜園を採用した。900×1800ミリを1区画として10区画を整備。1戸につき1区画を割り当て、残りの1区画は共用とする。居住者は、月額使用料300円を支払う。
同物件は世田谷区弦巻3丁目26の7に立地。東急田園都市線桜新町駅徒歩13分。地上4階建て。専有面積は72~92平方メートル。購入者は30代で小さい子供のいるファミリーが中心という。
コーポラティブハウスは、住宅を取得しようとする人が集まり組合を結成して、自ら事業主となってマンションを建てる方式。専有部について自由に設計できるなどの特徴を持つ。