マンション・開発・経営

東京建物と日立が高齢者見守りシステムを開発 MEMS活用で

 東京建物と日立は9月9日、MEMS(マンションエネルギー管理システム)を活用した高齢者の暮らしの安心・安全をサポートする見守りシステムを開発したと発表した。横浜市戸塚区で開発中のサービス付き高齢者向け住宅への採用が決定しており、運用開始は15年2月の予定。
 見守りシステムは、MEMSにより毎日の電力使用量や水道使用量などから在室・不在情報を収集、解析し、居住者に異変が発生した場合に本人や家族、介護スタッグへ知らせる「遠隔監視」、介護プラン作成などへのデータ活用、ハンズフリーセキュリティによる認証タグにより、家族からの同意を得た上での入退館設定など徘徊防止の見守りサービスなどとなっている。