森ビルは4月25日、「東京23区の大規模オフィスビル市場動向調査2017」を発表し、東京23区の供給量は18年と20年に高水準となることが分かった。
同調査によると、今後5年間(17~21年)の年平均供給量は103万平米となり、過去平均並みとなる見込み。17年の供給量は73万平米で前年に続いて2年連続で減少し、低水準となるが、18年は140万平米、20年は163万平米と高水準となる。これは、竣工時期が後ずれした計画となることが主な要因で、建築費の高騰や事業者と行政との調整により、竣工時期が遅れるという。
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