LIFULL、楽天LIFULL STAY、岩手県釜石市は12月6日、釜石市の地域経済の活性化を目的に、空き家利活用を通じた地域活性化連携協定を締結した。
協定内容は(1)空き家情報の掘り起こし・集約、(2)空き家、その他の遊休不動産の利活用、(3)空き家を活用した民泊の受け入れ環境づくり、(4)空き家利活用を推進する民間人材の育成、(5)地域活性化の促進――などで、3者は相互に連携・協力していく。
釜石市は19年9月開幕のラグビーワールドカップ日本大会の開催地の一つで、観戦客・観光客への対応を進めている。LIFULLグループは釜石市の空き家情報を集約し、全国に発信。空き家の課題解決を推進する「地域おこし企業人」を派遣し、事業モデルの検証や事業開発をサポートする。楽天LSは空き家を利用した民泊施設のモデルケース開発や、民泊施設への転換・運営支援、集客・マーケティング支援などを行っていく。