新時代冷暖システム「Z空調」を開発したヒノキヤグループ(東京都千代田区)は、コロナ禍の在宅時間増加の状況を鑑みて、全国の一戸建てに住む20~40代の500名を対象に、室温に関する調査(3月26日~29日、インターネット調査)を実施した。
それによると、夏と冬の室温に関する質問では、「暑さ(夏)」について「不安・心配」は78.2%、「不満・ストレス」は82.4%と回答。また、「寒さ(冬)」については「不安・心配」は80.2%、「不満・ストレス」は80.8%と回答しており、約8割の人が1年中、家にいるときに室温に関して耐えながら生活をしている様子が浮き彫りになった。
また、年代別では20代のほうがストレスを強く実感していることが判明。年代が上がるにつれて「室温に関する不安がない」と回答する割合が増加しており、上の年代には「家の中に室温差があることは当たり前」という考えが定着している可能性がうかがえた。更に、室温への不満やストレスを感じる場所は、「トイレ」が44.6%で一番多く、「寝室」「浴室」と続く結果となった。滞在時間が多い「リビング」「ダイニング」「書斎・仕事部屋」は低く、たまにしかいかない場所が高いことから、室温の対策がすべてに行き届いていないことがうかがえる結果となった。