食品メーカーのカバヤ・オハヨーグループで、岡山を拠点に年間1200棟の戸建て住宅を供給しているライフデザイン・カバヤ(岡山県岡山市、窪田健太郎社長)は、岡山県英田郡西粟倉村(青木秀樹村長)と西粟倉百年の森林協同組合(青木昭浩理事長)、西粟倉・森の学校(牧大介社長、以下同じ)、同村を拠点に林業をはじめ起業支援などに携わるエーゼロと5者間で同村の森林保全と林業活性化に関する協定を締結、8月3日に調停式を執り行、協定書に調印した。
同村は、「百年の森林構想」を掲げ、持続可能な森林づくりや自然資源を活用した商品を販売するベンチャー企業の誘致など、村全体で先進的に地域活性化に取り組んでいる。
協定締結によって、同社は植林を行う同村での社員研修や苗木の保育などの実施や、同村産木材の製品や建材の活用の拡大などを通じて、森林保全や林業活性化に取り組むことでのシナジー発揮を図るとともに、苗木から建材になるまでの過程を学ぶことで、同社事業の循環型社会への関わりへの社内理解を深め、意識の向上を図る方針だ。