ジクウ(東京都港区)は、同社で開発・提供するメタバース(仮想空間)イベントプラットフォーム「ZIKU」の販売促進に関して、ブイキューブ(東京都港区)と提携した。コロナ禍で気軽に参加できるオンラインイベントが増えたが、平面的なコミュニケーションのために視聴者が飽きてしまい来場者数が減少、離脱率が高くなっていると両社は判断。よりリアルな体験が可能で、主催者と来場者の双方向の交流を生むとしてメタバースの活用を訴求していく。
ジクウのメタバースは、イベントの来場者がアバター(分身)を介して現実空間のイベントに参加しているかのように3D(3次元)の会場内を自由に歩き回れる。様々な出展企業のブースで説明・案内役のスタッフと会話して商談もできる。一方、イベントを主催する企業や団体は、テンプレート(ひな型)で用意された3Dの展示会場やブースを設営し、デザインやロゴ、展示物の設定もできる。
ブイキューブは、これまでにオンラインイベントの開催を支援しており、そのノウハウを生かす。ジクウのメタバースを活用する企業に対してシステムの設定準備や開催後のフォローまでを伴走して導入を支援する。
