賃貸・管理

物件写真の見栄えが成約ポイントの1つに カラーアンドデコ調べ

 物件写真に3DCGの仮想インテリアをプラスする「バーチャルインテリアサービス」などを提供しているカラーアンドデコ(東京都港区)は、20代から30代の男女420人を対象として2023年1月下旬に実施した「物件探し時に、意識する物件写真のポイントとインテリアに関する意識調査」のアンケート結果をまとめた。全体回答者の83パーセントは、部屋が明るく全体を見渡せ、インテリアがコーディネートされている物件写真に対して興味が高く、実際にその部屋に「住みたい」と感じやすいことが分かった。

 物件探しでは近年、インターネットやSNSを活用する場面が増えている。今回の調査では、掲載されている物件写真の中で何を意識しているのか、また、家具やインテリアについてどの程度にイメージしているのかを聞いた。
30代男女の半数近い構成比43パーセントは、単純な空室写真や暗く映っている写真に比べて、コーディネートされて「バーチャルインテリアが施された写真」が「住みたい物件」に感じると回答している。取り入れたいインテリアのスタイルは、男性が「モダンスタイル」なのに対して、女性は「北欧スタイル」と回答しており、好みが分かれている。

 同社では、「物件写真の明るさや、インテリアが奇麗にコーディネートされているかなど、写真の印象で住みたいと感じる気持ちに影響している。物件写真の見栄えをよくすことが、成約のために重要になっている」と分析している。