解体工事の一括見積もりウェブサービスを運営するクラッソーネ(名古屋市中村区、川口哲平代表取締役)は6月13日、三重県伊勢市と「空家の除却及び利活用の促進に係る連携協定」を締結した。伊勢市の空家等実態調査では市内に2513件の空き家が存在することが分かっている。空き家の除却と利活用の促進に向けて連携する。
協定に基づく主な取り組みとして、同社のサービスやノウハウを提供する。「すまいの終活ナビ」を積極的に活用するほか、空き家処分に関するフライヤーの活用、空き家所有者等に対する啓発、市内事業者との連携も積極化する。
「すまいの終活ナビ」は、スマートフォン等から土地建物の面積や最寄り駅、接する道の幅などの条件を入力することで解体費用と解体後の土地売却査定価格の概算額を無料で把握できる。