GMOグローバルサイン・ホールディングス(GMO-GSHD、東京都渋谷区)と、パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T、東京都江東区)は、セミナー「デジタル時代の契約革命!GMOサインとkintoneで実現する効率的な契約管理とは」をオンラインで共催した。電子契約の基礎や導入メリット、定着化させる業務のデジタル化を解説した。
GMO-GSHD電子契約事業部営業セクションパートナー・アライアンスGの小林健人氏は、同社提供の電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」の紹介を軸に、「法的要請の業務を最新技術で支えるリーガルテックの導入を検討している企業は、主要企業の8割に上る、という調査結果がある。その検討対象としての第1位の電子契約は、契約業務の効率化、印紙代や送料のコスト削減、抜け漏れや手戻りをなくせるガバナンスの強化に利点がある。既存の基幹システムや帳票、CRM(顧客関係管理)などの各システムと連携できる。電子契約書の管理や承認など、一連の工程のデジタル化は、業務全体を最適化する」と、導入のメリットを解説した。
パーソルP&Tセールスマーケティング事業部セールスソリューション統括部セールスコンサルティング部マネジャーの三代智宣氏は、様々なデータ管理を1つの画面で集約・共有できる業務支援プラットフォームのサイボウズ製『kintone』(キントーン)の導入・支援をする同社提供のサービスを軸に、「業務のデータベースとなり、コミュニケーションツールとして商談を円滑化する。ただ、単にITツールの活用で効率化しても成果は出ない。電子契約サービスなど、様々なほかのITツールと連携して業務の〝あるべき姿〟の環境整備が要となる。使い続けてこそ、定着化する。使いこなすまで〝産みの苦しみ〟があるが、その後は電子契約などの帳票作成が容易になって業務が効率化する。生産性が向上して成果につながる。テレワークを実現して優秀な人材の採用面でも役立つ」と解説した。