三好不動産(福岡市、三好修社長)が運営するTOKYO<β>は9月29日、1年間の家賃と水道光熱費が無料となる「MANGA-SO(マンガ荘)」の2期生の募集を開始した。マンガ荘は、若者の夢応援プロジェクトとしてWEBTOONをはじめとするデジタルコミック業界大手のナンバーナイン(東京都品川区)と組んで今年3月に初弾を実施した。漫画家志望の入居者は、編集者からのサポートを受けながら家賃・光熱費が無料で居住できるシェアアパートだ。
今回募集する2期生は、ネームや人物線画、背景線画、着色の各パートで2人ずつとなり、全8人を募集する。書類審査と面接で選考し、12月末までに8人を決定する。入居は2024年4月を予定。2チームに別けて作品を制作しながら住み、3カ月に一度のペースで読み切り作品をTOKYO<β>で発表し、1年間で計4作品を完成させる。
マンガ荘では、家賃等が1年間無料だが、デビュー後に売り上げに応じた印税総額の5%を2年間還元する仕組みで、還元総額は最大50万円となる。デビューできなくても家賃の返還は求められないのが特徴だ。