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DXYZ、顔認証で亀岡市と実証実験

 プロパティエージェントのグループ会社であるDXYZ (東京都新宿区) は10月12日、京都府亀岡市と共に、顔認証による本人確認証提示代用の有効性や利便性について検証すると発表した。同市内の子育て関連施設に開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を設置した。「顔ダケで、市民サービス」実証事業を行う。

 「フリード」は、1度の顔登録で日々の暮らしの様々な行動(「入退」「本人確認」「決済」等)を顔認証でつなぎ、鍵や財布、スマホを持たずに手ぶらで生活できる世界の実現を進めている。 亀岡市では、市内の一部子育て関連施設で、市民に多く利用してもらうために、市外利用者より割安な亀岡市民向け料金で施設を運営している。ただ、本人確認証を持参していないと確認できない課題も発生していた。そこで 今回、事前に亀岡市在住確認を行った上で顔登録し、子育て関連施設では手ぶらで顔認証を行うだけで亀岡市民受付を完了できるようにした。顔認証による本人確認証提示代用の利便性や今後の様々な利用シーンへの発展可能性を検証する。