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大和物流、霧島市・鹿児島臨空工業団地に物流施設を計画、同市と立地協定締結

 大和ハウスグループの大和物流(大阪市西区、木下健治社長)は11月14日、鹿児島県霧島市と霧島市鹿児島臨空工業団地における立地協定を締結。同団地内で物流施設「(仮称)鹿児島臨空物流センター」を開発する。

 これまで九州においては「福岡物流センター」(福岡県糟屋郡)と「鳥栖物流センター」(佐賀県鳥栖市)で九州全域をカバーすると共に、二次配送拠点として同市の「鹿児島営業所」(鹿児島県霧島市)を運営しているが、「2024年問題」によりドライバーの時間外労働に上限規制が適用され、これまでのような長距離輸配送ができなくなることから、南九州エリアでの在庫二次配送拠点の需要の高まりを見込んだ。

 九州の主要高速道路である九州縦貫自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約950mに位置する敷地1万8972.31平方メートルに西面が高床式、北面が低床式の延べ1万9074.00平方メートルの2階建てを建設する。九州南部の広域物流拠点として鹿児島県・宮崎県・熊本県への配送に適した立地が特徴。

 全館LED照明を導入するほか、ソーラーパネルも敷設する(容量は未定)。12月15日に着工、24年4月30日の竣工を予定している。