東京カンテイによると、23年12月の首都圏新築戸建て住宅の平均価格は前月比0.7%プラスの4505万円で反転上昇した。都県別では東京都が同3.5%マイナスの5417万円と反転下落。前年同月比もマイナスとなった。神奈川県は同5.1%プラスの4823万円で反転上昇すると共に、前年同月比もプラスに転じた。千葉県は同2.1%プラスの3831万円と3カ月連続の上昇。埼玉県は同1.5%プラスの3786万円と反転上昇した。
東京都が下落したが他県が軒並み上昇し、首都圏全体では上昇に転じた。分譲戸数は全都県で減少したが、前月からの反動によるところが大きく、東京都と神奈川県は前年同月比では二桁増となっている。