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建設現場の温室効果ガス削減で協業 鴻池組・MCデータ・ゼロボード

 鴻池組(大阪市中央区)、MCデータプラス(東京都渋谷区)、ゼロボード(東京都港区)の3社は共同で、建設現場のGHG(温室効果ガス)排出量算定のDX化に向けた取り組みを始めた。

 2024年10月に、3社の取り組みの成果を一部の建設現場のシステムに実装させる。2025年1月には、鴻池組の全ての現場へ本格導入する。

 具体的には、MCデータプラス提供の施工管理・調整業務効率化システム「ワークサイト」と、ゼロボード提供のGHG排出量算定・可視化クラウド「Zeroboard」をデータ連携し、脱炭素社会の実現に向けた施工段階でのCO2(二酸化炭素)排出量・削減活動の情報を一元管理して把握する。

 建設現場での活動量からGHG排出量を自動的に算定し、現場職員の入力工数の削減による省力化や業務の属人化を図り、継続的なGHG排出量の管理・運用を実現する。