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東急不動産、米国優先出資案件で初の共同事業

 東急不動産(東京都渋谷区)は3月24日、現地子会社であるTokyu Land US Corporation Corporation(本社:米国カリフォルニア州)を通じて、米国での優先出資案件にて初の共同事業を開始したと発表した。第1号案件として、東急不動産が優先出資により参画中の米国カリフォルニア州シリコンバレーの稼働中賃貸住宅事業にヒューリックが参画し、今後、共同事業として取り組んでいく。2019年築のRC造・木造7階建てで、全371戸。

 同社は、調達金利が依然高水準で推移する現市況下において、出資者として事業に関与しながら魅力的なリスク・リターンが期待できる事業として、優先出資事業への取り組みを加速させている。現在計7件、2029戸の優先出資事業に参画している。今後、現地パートナーに加え日系パートナーとの協業を通じてさらなる事業拡大を図るとしている。