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三菱地所、障害のある子どもたちを応援 アートコンクール作品展

 三菱地所は12月4日から、全国7会場で「第24 回キラキラっとアートコンクール優秀賞作品展」を開催する。期間は2026年5月6日まで。同コンクルール(後援:文部科学省・全国特別支援学校長会・各開催地の社会福祉協議会)は、障がいのある子どもたちの可能性を応援したいとの思いから、国内初の障がい者アートライブラリーアートビリティ(1986年に社会福祉法人東京コロニーが設立した障がい者アートライブラリー)の協力を得て、02年にスタートした。

 同作品展は、24回目を迎える同コンクールの全応募作品874作品(40都道府県)の中から、審査会を経て選ばれた優秀賞50作品を全国7会場で展示するもの。また作品展の初日には、優秀賞受賞者や関係者が参加する受賞者のつどいをオンラインで開催する。

 全応募作品がコンクールホームページで公開されるほか、これまでの応募作品には様々な企業の冊子の表紙やカレンダーなどに使用されているものも多いという。同社は、コンクールが子どもたちの優れた才能を評価・発掘・展示する機会となり、子どもたちが絵を描く楽しみや喜びを増し、芸術活動の裾野が広がることを願い、支援を続けていくとしている。